(台北中央社)北海道日本ハムファイターズの孫易磊(スン・イーレイ)投手は20日、北部・新北市内で取材に応じ、来年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での台湾代表入りを打診されたと明らかにした。
日本ハムは来年2月末に台北市の台北ドームで行われる「日台野球国際交流試合」で、WBCに向けて結成される台湾代表との試合を予定している。孫が代表入りすれば、日本ハムのチームメートと対戦する可能性がある。
WBCへの参加意向の確認を受けたと認めた孫は、今後は球団の調整次第だとし、現時点では当初の計画通り、来年1月末ごろに日本に戻って春季キャンプに参加する予定だと話した。
台湾代表のユニホームを着て日本ハムと対戦する機会があれば、フランミル・レイエス外野手や万波中正外野手と戦ってみたいと言及。両選手とはまだチーム内で対決したことがないと語った。
また、交流試合のPRで来台した野村佑希内野手が会見中、孫は日本語を真面目に勉強していると話したことに関し孫は、以前は野村選手と交流することは少なかったものの、自身が日本語を話せることを知られてからは、やりとりの機会が増えたと明かした。