北部・新竹市で11日、市民が約8万台湾元(約36万円)分の紙幣が入った袋を誤ってごみとして廃棄し、収集後に連絡を受けた清掃作業員らが捜索を行う騒ぎがあった。
同市政府環境保護局によると、紙幣を載せた収集車は焼却施設に向かう直前だったが、急きょ最終処分場でごみを取り出し、清掃作業員5人と市民3人で捜索を行ったという。
処分場の石偉成場長は、収集された時間帯や袋の色などからごみの位置を推測し、約1時間で無事、見つけられたと語った。
環境保護局は、もし誤ってごみを捨てた場合、1時間以内に連絡すれば、見つかる可能性が高くなると説明。だが、ごみを捨てる前には貴重品が入っていないか確認するよう呼び掛けた。