台湾やフィリピン、中国でセブン-イレブン(統一超商)を運営する統一グループは12日、南部・台南市内に1万店目となる店舗をオープンさせた。羅智先董事長(会長)は、将来的にアジア市場で2万店を目指したいと意欲を見せた。
同グループは台湾で6503店、フィリピンで3500店以上、中国では上海を中心に200店以上展開。羅氏は報道陣に対し、台湾では7000店に向けてまい進したいと語った。
またコンビニは台湾市場で飽和状態にあるのではないかとの問い掛けに対しては「コンビニの定義をどのような状況に置くかで、小売業には始めから飽和の問題はなく、社会サービスのために存在している」との認識を示した。