中部・南投県で3日、収納家具の製造メーカー、樹徳企業が手掛けた観光工場「半山夢工廠」がプレオープンした。商業施設が併設されており、レストランや地元の特産品を販売するブースなどがある。
観光工場としては同県最大規模を誇る。同社の呉宜叡董事長(会長)は、県内の主要な都市に大型商業施設がなかったからと建設理由を説明。雨水の再利用や太陽光発電などグリーンビルディングの工法を取り入れたと強調した。
また工場内には工場の精神を象徴したとする「命の木」と名付けられた高さ31メートルのらせんスロープが設置され、来訪者の目を引いた。