台北メトロ(MRT)は19日、龍山寺駅に次に到着する列車の車内混雑度を表示するランプやLED表示器を設置し、運用を開始した。混雑の分散を狙う。
同様の表示器が国内の鉄道事業者に導入されるのは初めて。同社によると、車両に搭載されている重量感知装置が混雑状況を把握し、ホームドア上方に設置されているランプが込み具合に応じて緑、黄、オレンジ、赤に光るほか、LED表示器では人型のキャラクターが動いて比較的空いている車両への移動を促すという。
同社では今後の運用状況を見て他の駅に導入するか検討する考えだ。
(陳昱婷/編集:齊藤啓介)