(台北中央社)7人組グループ、なにわ男子が11月30日と12月1日、アジアツアーの台北公演を台北アリーナで開催し、2公演で計約2万2000人のファンを熱狂させた。グループにとって海外公演は今回が初。メンバーは台湾のファンへの思いをつづった手紙を中国語で読み上げた他、デビュー曲「初心LOVE」の一部を台湾語で歌い、観客を喜ばせた。
今回の公演に向け、しっかりと準備をしてきたというなにわ男子。記者会見で中国語と台湾語を交えたあいさつを披露しただけでなく、コンサートでは学んだ中国語や台湾語を使ってファンと交流した。メンバーが中国語や台湾語を披露するたびに客席からは大きな反応があり、会場は愛に包まれた。
台湾は先日の野球の国際大会「プレミア12」で初優勝を飾り、お祭りムードが漂っていたこともあり、野球ファンでもある藤原丈一郎が中国語で「恭喜、恭喜!」(おめでとう)と叫ぶと客席は大いに沸いた。
台湾の観客の熱気と大歓声の中、約30曲を披露。2日目の公演では鳴り止まない「なにわ男子」コールを受けてダブルアンコールに登場し、メンバーは充足感に満ちた笑顔で台北公演に幕を下ろした。
アジアツアーでは今後、来年1月にソウル、香港を回る。