(桃園中央社)北部・桃園市で1日、桃園ハーフマラソン(石門ダム楓ハーフマラソン)が開かれ、約5800人のランナーが石門ダムの周辺を走った。同市と交流協定などを結ぶ香川県や宮崎県、熊本県玉名市の住民らも招待を受けて参加した。
大会は桃園市政府体育局が主催。今回で9回目を迎えた。約21キロを走るハーフマラソンに加え10キロのジョギングコースと5キロのファンランコースが設けられた他、3人チームで各コースを1人ずつ走り、成績を合計する3人協力部門、視覚障害者を対象とした部門も行われた。
同局や日本の各参加自治体によれば、香川県は2016年に桃園市と交流協定を締結して以降ほぼ毎年、同市で開催されるマラソン大会に参加しているという。同市と17年に友好交流協定を結んだ宮崎県は、今回が初参加。同市と玉名市は23年、双方で開催されるマラソン大会に互いの選手が参加し合う「マラソン交流」を開始。玉名市側が桃園ハーフマラソンに参加するのは今回が初めてとなった。
同局は、スポーツを通じて国際交流の機会をさらに広げていければとしている。