スイカの栽培面積が台湾で最も広い東部・花蓮県。県南部の玉里で生産されたスイカが今月中旬にも市場に出回る見込みだ。今年は天候の影響を受け、生産量は昨年より1割少ない約2万トン程度になる見通し。
花蓮県政府農業処によれば、県内の栽培面積は約1600ヘクタール。陳淑雯処長によると、小売価格は600グラム当たり23~25台湾元(約110~120円)だという。
徐榛蔚(じょしんい)花蓮県長は、自然環境に恵まれ、スイカの品質は高くて甘く、夏の暑さを和らげてくれるとアピールした。
(李先鳳/編集:齊藤啓介)