(台北中央社)野球のプレミア12は18日、台北市内で1次ラウンドB組の最終戦が行われた。2次ラウンド進出が決まっていた台湾は、台北ドームでのキューバ戦に2-0で勝利し、4勝1敗で1次ラウンドを終えた。
台湾は三回裏、岳東華(中信ブラザーズ)が四球で出塁。2死後、吉力吉撈・鞏冠(味全ドラゴンズ)の二塁打でホームに戻り、先制点を挙げた。続く四回裏には曽頌恩(中信)が四球を選ぶと、その後は潘傑楷(統一ライオンズ)と戴培峰(富邦ガーディアンズ)が安打でチャンスを作り、張政禹(味全)の二塁ゴロで2点目を決めた。投手陣は黄子鵬(楽天モンキーズ)が先発し、リリーフ陣6人で無失点リレーをつないだ。
この日は他に天母野球場で2試合が行われ、韓国がオーストラリアを5-2で、日本がドミニカ共和国を11-3でそれぞれ下した。
東京ドームで行われる2次ラウンドでB組2位の台湾は、21日にベネズエラ(A組1位)、22日に米国(A組2位)、23日に日本(B組1位)と対戦する。
1次ラウンドが終わった18日、頼清徳(らいせいとく)総統はフェイスブックを更新し「全ての台湾のヒーローに感謝する」と投稿。国民に応援を呼びかけ、東京での勝利を願った。