(台北中央社)外交部(外務省)は3日、自民党の西村康稔元経済産業相が同日から6日まで台湾を訪問すると発表した。頼清徳(らいせいとく)総統や蕭美琴(しょうびきん)副総統、蔡英文(さいえいぶん)前総統らと面会する予定で、訪台交流を心から歓迎するとしている。
西村氏には西銘恒三郎、佐々木紀、簗和生、加藤竜祥の各衆院議員が同行する。
外交部によると、一行は総統府の邱義仁(きゅうぎじん)資政(顧問)や郭智輝(かくちき)経済部長(経済相)とも面会し、地域情勢や台日間の経済貿易協力などについて意見交換する。また北部・新竹市の新竹科学園区(サイエンスパーク)や同・新竹県にある公的研究機関の工業技術研究院(工研院)、中部・台中市の国家漫画博物館を訪問するという。
外交部は、世界のサプライチェーン(供給網)が再構築される中、西村氏らの訪問は台日経済貿易交流や双方のハイテク産業の踏み込んだ協力と発展に寄与すると期待を寄せた。