所得税などの確定申告の受け付けが1日から始まった。例年5月の1カ月間のみに受け付けるが、今年はトランプ関税などの影響を受けた個人と企業の負担を低減しようと、期間を6月末まで延長している。
台北市の台北国税局信義分局を視察した財政部(財務省)の李慶華(りけいか)政務次長は、トランプ関税の影響で営業収入が減った場合、分割払いや支払いの延期ができるとアピール。またスマートフォンから申告した人を対象に、抽選で賞金などが当たるキャンペーンを行っているとして、利用を呼びかけた。
(蘇思云/編集:齊藤啓介)