(台北中央社)バドミントンのアークティック・オープンは13日、フィンランドのバンターで男子シングルスの決勝が行われ、台湾の周天成が優勝した。周は決勝進出は想定外だったと明かし、人々に諦めずに戦う精神を見せたかったから決勝まで進めたのかもしれないと語った。
準決勝で日本の渡辺航貴に2-1で勝利し、決勝に進んだ。決勝ではインドネシアのジョナサン・クリスティと対戦し、2-0のストレート勝ちで頂点に輝いた。
周は今年1~2月に行われたタイマスターズでも優勝しており、34歳にして年間2回の世界優勝を勝ち取った。試合後に中央社の取材に応じた周は、今回の優勝は特別な意義があり、自身が今後も諦めずに努力し続けるための激励になったと述べた。