(台北中央社)11月に開催される野球の国際大会「プレミア12」の記者会見が23日、台北市内で行われ、中華民国野球協会の辜仲諒(こちゅうりょう)理事長は「目標は優勝」とした上で、プロは打線の強化が必要だとの考えを示した。
辜氏はあいさつで、大会の目標は優勝ただ一つだと期待を寄せた。さらに男子野球世界ランキングでも1位を目指したいとし「(現在1位の)日本は手ごわい相手だが、目標はいつでも必要だ」と語った。
18日に発表されたランキングで順位を3位から2位タイに上げた台湾。今月行われたU18(18歳以下)アジア選手権での優勝などがランクアップにつながった。辜氏は「ユース世代は常に進歩しているが、プロは本当に頑張らなければいけない」と厳しい見方を示し、皆が一丸となって努力することに期待していると話した。
台湾の初戦は11月13日、台北市の台北ドームで行われる韓国戦。日本とは16日に同じく台北ドームで戦う。オープニングラウンドを勝ち抜いた4カ国によるスーパーラウンドや決勝、3位決定戦は、21日から24日にかけて東京ドームで開催される。