(高雄中央社)頼清徳(らいせいとく)総統は9日、南部・高雄市のナショナルスポーツトレーニングセンターで行われたパリ五輪台湾選手団への団旗授与式に出席した。選手団に20万台湾元(約99万円)の激励金を贈った頼氏は「遠慮は要りません。メダルを持って帰ってくればそれでいいです」とユーモアを交えて選手らにエールを送った。
頼氏はあいさつで、選手らが五輪の舞台に立てることは日夜努力し続けたたまものだとコメント。「皆さんは人生の目標を追い求めているが、国民からの注目も浴びている」とした上で、国の団結のパワーを集結させ、台湾を世界の舞台に押し上げることになると語った。
また、国は選手の後ろ盾であり続けると強調。全てのアスリート、コーチ、後方で支援に当たる人などに感謝するとし、これこそが真のナショナルチームだと話した。
頼氏は国旗と団旗、激励金の他、トレーニングセンターが作った“お守り”も選手団に手渡した。