(台北中央社)台湾プロ野球中信ブラザーズの周思斉外野手が11日、今季限りでの現役引退を発表した。15日に記者会見を開く。
周は2005年にプロ入りし、08年にオールスターの出場メンバーに初選出、12年には年間MVPに輝いた。23年まで通算1738試合に出場し1801安打、144本塁打、947打点。13年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で台湾代表に選ばれ、日本戦でエース田中将大から勝ち越し打を放つなどの活躍を見せた。
周は、野球と学業に秀でた子どもたちに奨学金などを提供する「球芽基金」を13年に設立。台湾球児の日本留学を支援している。