(台北中央社)関西を代表する野外ロックイベント「RUSH BALL」が13日に中部・台中市、14日に北部・新北市で開かれた。ロックバンド[Alexandros](アレキサンドロス)など日本のバンド4組が出演し、会場を沸かせた。
同イベントの台湾での実施は2018年の初開催以来5年ぶり。今回は台中、新北、台北の3カ所のライブハウスで計3日間開催した。13、14両日の公演にはアレキサンドロスの他、ヒップホップユニットのCreepy Nuts(クリーピーナッツ)、ロックバンドのgo!go!vanillas(ゴーゴーバニラズ)、Saucy Dog(サウシードッグ)の4組が登場。台北市内で開かれた15日の公演には台湾出身のロックバンド、ゲシュタルト乙女や台湾のポップパンクバンド粗大Band(Thick Big Band)に加え、日本からガールズバンドの東京初期衝動、インストロックバンドLITE(ライト)、ロックバンドTENDOUJI(テンドウジ)が出演した。
アレキサンドロスの訪台は2019年に台北でワンマン公演を行って以来4年ぶり。ボーカルの川上洋平は、今回のイベントでの出演時間はわずか30分のみながら、出演できたことに感激していると話す。海外でワンマン公演を開くのは容易ではないため、どんな形であってもうれしいとし、実現を願う意味を込めて「来年もまた来ます」と宣言した。