(台北中央社)台湾プロ野球・富邦ガーディアンズの曽峻岳投手が13日、海外のチームに移籍する権利の行使に関する申請書類を球団に提出した。曽は最速157キロを投げる右腕で、北海道日本ハムファイターズの稲葉篤紀ゼネラルマネジャー(GM)がその投球をこれまでに複数回視察している。曽の代理人事務所は移籍先について、良いニュースがあれば速やかに発表すると述べるにとどめた。
球団は同日、曽の権利行使に同意し、台湾プロ野球(CPBL)への申請手続きを済ませたと明らかにした。
現在22歳の曽は2020年に富邦に入団。21年3月にプロ初登板した。プレー期間が合計3シーズンに達し、CPBLの規定により海外移籍権を取得。通算で158試合に登板し、8勝6敗50セーブ、防御率1.95の成績だった。