(台北中央社)台湾を訪問していた三重県の一見勝之知事は18日、台北市内で記者会見を開いた。今回の訪台の主な目的として、半導体産業における台湾企業との連携強化と観光PRを挙げ、経済や観光などの面で、三重県は台湾でまだあまり知られていない現状があったとしつつ、今回の訪台を通じて台湾側にプレゼンテーションができたと成果を語った。
一見知事らは15日から4日間の日程で訪台。県内に子会社を置く「UMC」(北部・新竹市)本社など、台湾の半導体企業を訪問した他、県内の関連企業を率いて産業セミナーを実施した。
一見知事は、台湾の半導体関係者から三重県に多くのサプライヤーがいるとは知らなかったとの声が聞かれたと紹介。セミナーに参加できなかった台湾企業から県内の企業リストを求められるなど、台湾側の関心の高さがうかがえたと話した。
観光面では、北部・台北市と南部・高雄市でそれぞれ観光客誘致のためのセミナーを開催。忍者のパフォーマンス団体によるショーを披露し、台湾の観光業者向けに新たな魅力をアピールできたとの考えを示した。松阪牛や伊勢えびなど、グルメへの高い関心も寄せられたという。
また、三重県は台湾からの訪問客数が日本47都道府県中39位にとどまっていることに触れた上で、今後も認知度向上を目指していきたいと意欲を示した。