(東京中央社)台湾のコンピューター業界団体、台北市コンピュータ協会(電脳商業同業公会)は2日、東京都内で「台湾半導体デー」と題したフォーラムを開催した。日本の産官学研の専門家400人以上が参加し、台湾の半導体産業やICT(情報通信技術)産業に対する理解を深めた。
フォーラムは同協会の創立50周年を記念して開かれた。半導体製造の力晶積成電子製造(PSMC)創業者の黄崇仁氏や清華大学半導体研究学部の林本堅学部長ら台湾の半導体分野の専門家が講演などを行った。
国家科学・技術委員会の呉政忠主任委員(閣僚)は開会のあいさつで、台湾の半導体やICT産業は世界で極めて重要な地位にあると言及した上で、台日両国の産業の強みを結び付けることで、将来的にAI(人工知能)や半導体産業でさらに建設的な成果がもたらされるよう期待を寄せた。