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台湾産生鮮豚肉、フィリピンへ輸出 口蹄疫「ワクチン非接種清浄地域」認定後初

2023/09/12 19:19
フィリピンに輸出される台湾産生鮮豚肉の出発式に出席した農業部の陳吉仲部長(左)と嘉一香食品の陳国訓董事長
フィリピンに輸出される台湾産生鮮豚肉の出発式に出席した農業部の陳吉仲部長(左)と嘉一香食品の陳国訓董事長

(屏東中央社)フィリピンに輸出される台湾産生鮮豚肉の出発式が11日、南部・屏東県で開かれた。台湾産生鮮豚肉が国外に輸出されるのは、台湾が2020年に口蹄疫の「ワクチン非接種清浄地域」に認定されて以降初めて。記者会見に出席した農業部(農業省)の陳吉仲(ちんきちちゅう)部長(大臣)は、台湾の養豚農家や食肉処理業者にとって励みになると述べた。

台湾は1997年に口蹄疫が発生して以来、豚肉の輸出制限を受けてきた。輸出再開に向けた取り組みを進めた結果、2020年6月、国際獣疫事務局(WOAH)が口蹄疫の「ワクチン非接種清浄地域」に認定した。

政府と業界の協力により、今年1月、台湾の食肉処理業者6社の生鮮豚肉がフィリピン農業省から輸入承認を得た。7月にはフィリピンの豚肉輸入業者が来台し、2カ月の商談を経て台湾の食肉処理業者の嘉一香食品がフィリピンの業者と契約を締結した。今回輸出されるのは22トン。フィリピンまで船便で輸送され、5~7日で到着する予定。1週間後にはフィリピンの小売店に並ぶ見込み。

国産豚肉の輸出拡大を目指す台湾。会見で陳部長は、現在は家畜伝染病「豚熱」(CSF)のワクチン接種を停止するプロセスを開始していると紹介し、順調に進めば、台湾の豚肉業界は生鮮・冷凍システムの準備を進めると説明。来年には豚熱の発生がないことを示す「清浄地域」の認定申請をWOAHに対して行う予定だとした。

嘉一香食品の陳国訓董事長(会長)は、フィリピンの業者から注文を獲得できたことは、台湾産豚肉の品質と生産過程が国際市場の要求に合致し、デンマークやスペインなど世界の主な輸出国とも競争できることの表れだとした。

(李卉婷/編集:田中宏樹)

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