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山口県で台日交流シンポ 台湾の美術や文学に影響を与えた日本人に焦点

台南国家美術館準備処は25日、日本・山口県で開かれた台日交流シンポジウムで日本の画家・佐伯信夫の門下生である藤崎恒頼さん(右)から、佐伯信夫の作品「自画像」の寄贈を受けた。文化部の李静慧政務次長(左)が代表して受け取った=同部提供
台南国家美術館準備処は25日、日本・山口県で開かれた台日交流シンポジウムで日本の画家・佐伯信夫の門下生である藤崎恒頼さん(右)から、佐伯信夫の作品「自画像」の寄贈を受けた。文化部の李静慧政務次長(左)が代表して受け取った=同部提供

(台北中央社)台南国家美術館準備処は25日、山口県山口市の旧県会議事堂で、台湾の美術や文学の発展に影響を与えた山口県にゆかりある日本人画家や文学者に焦点を当てた台日交流シンポジウム「他郷拾拾」を開催し、150人を超える専門家や関係者らが出席した。

台湾では、歴史の中で失われた台湾文化の断片を取り戻し、歴史の空白を埋める取り組みが進められている。今回のシンポジウムは、その研究の成果を日本側と共有し、対話を図る目的で開催された。文化部(文化省)によると、李静慧(りせいけい)政務次長や陳澄波文化基金会の陳立栢董事長(会長)、日台友好促進山口県議会議員連盟の島田教明会長、山口市の伊藤和貴市長らが出席したという。

李次長は、台湾の近現代美術の構築は、単なる芸術史の補完だけでなく、文化主体性の再建でもあると強調。一連の取り組みは一度のシンポジウムや調査だけでなく、積極的に世界に歩みを進め、歴史的文脈を再構築する重要な出発点だとし、将来的には台湾美術が世界の芸術史の中で十分に理解され、位置付けられるようにしたいとあいさつした。

島田氏は、山口県と台湾の歴史的、文化的な深いつながりに触れた上で、シンポジウムの開催をきっかけに、より幅広い分野での交流と協力に期待を寄せた。

この日は、萩市出身の画家、佐伯信夫の門下生である藤崎恒頼さんから、佐伯の自画像が美術館準備処に寄贈された。

(邱祖胤/編集:齊藤啓介)

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