アプリで読む
ダウンロード

台湾の工業技術研究院、神奈川の製薬系開発施設の運営企業とMOU 連携強化へ

MOU締結を喜ぶ(左から)経済部(経済省)産業技術司の戴建丞簡任技正、工業技術研究院の荘曜宇さん、アイパークインスティチュートの藤本利夫社長、周学佑駐日副代表=4月21日、東京ビッグサイト(駐日代表処提供)
MOU締結を喜ぶ(左から)経済部(経済省)産業技術司の戴建丞簡任技正、工業技術研究院の荘曜宇さん、アイパークインスティチュートの藤本利夫社長、周学佑駐日副代表=4月21日、東京ビッグサイト(駐日代表処提供)

(東京中央社)北部・新竹県に本部を置く公的研究機関、工業技術研究院(ITRI)は21日、製薬企業発の研究開発施設「湘南ヘルスイノベーションパーク」(湘南アイパーク)を運営するアイパークインスティチュートと、ヘルスケア・創薬分野における台日連携強化を目的とした覚書(MOU)に調印した。研究開発や臨床研究、製造領域での能力統合を行い、台日の相互補完体制を築くことを狙う。

調印式は、東京都内で同日に始まった医薬品開発展「CPHIジャパン」の会場内で行われた。

ITRIバイオメディカル・デバイス研究所長の呂瑞梅氏は、覚書の締結により、革新的医薬品と重要技術の研究開発における台湾の産業と日本企業の協力関係を強化し、国際展開を加速させたいと言及。台日双方の臨床、製造分野の強みを統合して医薬産業の共同での発展を促進し、世界の製薬市場との結び付きをさらに強化したいとの考えを示した。

アイパークインスティチュートの藤本利夫社長は、台湾は強固な研究開発能力と整った製造基盤、豊富な臨床試験ネットワークを備えた極めて有望なパートナーだとした上で、双方の協力によって革新的医薬品の開発と産業化の進展が加速すると期待を示した。

また、CPHIジャパンには経済部(経済省)産業技術司(局)が台湾企業16社を率い「台湾ファルマパビリオン」を出展している。パビリオンの開館式で同司の戴建丞簡任技正(上級技師)は、製薬産業は国家の健康安全を支える重要な基盤だと指摘。世界の医薬品サプライチェーン(供給網)の再編や地政学的変動に直面する中、2026年は台湾の医薬産業が「研究開発の優位性」から「サプライチェーン戦略の展開」へと進む重要な転換点になると話した。

(戴雅真/編集:田中宏樹)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
113