(台北中央社)中東情勢の悪化によるエネルギー供給への影響を巡り、龔明鑫(きょうめいきん)経済部長(経済相)は22日、台湾の原油調達や輸送は正常な状況を維持しており、5月までに約10隻のタンカーが台湾に到着する見込みだと述べた。
龔氏は立法院(国会)経済委員会で、国営石油元売り最大手の台湾中油や石油精製の台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)はすでに大半の輸送ルートの調整を済ませていると説明。現時点ではそれぞれのタンカー1隻がペルシャ湾に残って作業を行っている他は、紅海やその他のルートで輸送していると話した。
また、台湾中油が米国から調達する原油の比率を全体の約6割に上げたと言及。石油管理法で定められている原油備蓄については約140日分を維持しているとした。
台湾で1日に必要な原油は約15万バレルで、約200万バレルを積載した超大型タンカーが近日中に台湾に到着するため、半月分の国内需要を賄えると述べた。4月中に到着予定のタンカー4隻と合わせ、エネルギーや石油化学製品原料の供給安定に寄与すると語った。