(大阪中央社)歌手で俳優のビビアン・スー(徐若瑄)とディーン・フジオカが10日、台湾が民間企業「玉山デジタルテック」名義で出展している大阪・関西万博の「テックワールド館」を訪れ、最先端テクノロジーを体験した。
2人は玉山デジタルテックの黄志芳(こうしほう)名誉会長の案内で「ライフ」「ネーチャー」「フューチャー」の三つのテーマで構成された館内を見学した。
ビビアンは、タブレット端末に表示された蝶をスライドさせ、巨木をイメージした円柱型スクリーンに移動させる「ライフ劇場」での体験を振り返り、テクノロジーと自然の融合を実感させてくれたと語った。またディーンは、人のぬくもりや自然の温かさを強く感じたとした上で、台湾は自分にとって特別な時間を過ごした場所でもあり、過去、現在、未来がつながっていくような感覚があったと語った。
黄名誉会長によると、テックワールドには開館以来延べ約26万人が訪れたという。この日は500人の来場者を対象に、万博入場チケットとテックワールド館優先入場パスや日本と台湾間の無料航空券が当たる抽選イベントも開かれた。