(高雄中央社)南部・高雄市内の文化施設「駁二芸術特区」で14日、アニメや漫画に関する恒例のイベント「駁二動漫祭 同人誌創作展」(駁二アニメフェスティバル)が始まった。国軍を題材にした作品を手がける出展者が多く、来場者により広い視野を提供するため、会場では国産装甲車の「雲豹」や観測ヘリコプター「OH58D」、攻撃ヘリコプター「AH1W」(スーパーコブラ)などが初めて展示された。
イベントは2011年から毎年開催。コスプレコンテストやコンサートなども開かれる。
高雄市政府文化局の王文翠局長は、イベントでは多様なアニメ・漫画文化を探究しており、軍事は創作の主要テーマの一つだと強調。擬人化や特撮ヒーロー作品などの人気を受け、国防部(国防省)と共同で展示を企画したと説明した。多様な文化発展をさらに促進し、国防教育の強化や国軍のイメージ向上を図るとしている。
15日まで開催。文化局は、会場ではアニメ・漫画ファンの情熱や創作のエネルギーを感じられるとして、来場を呼びかけている。