(パリ中央社)パリ五輪開催期間中に行われる文化プログラム「文化オリンピアード」に合わせて文化部(文化省)が設置した台湾の芸術や文化を紹介する「台湾パビリオン」で30日、現代風にアレンジした演劇が披露された。
この日披露された演劇は同性愛をテーマにした作品を含み、アジアで初めて同性婚が合法化された台湾をアピール。内容に合わせて性的少数者(LGBTなど)のシンボルとされるレインボーフラッグが観客席に広げられると、観客から喝采を浴びた。
台湾パビリオンでは27日のオープン以来、台湾のビールやアイスクリームなどが提供され、近隣のパビリオン関係者や警察官など多くの人が舌鼓を打った。またパリで営業する台湾系ドリンクスタンドが提供した200杯分のドリンクも振る舞われた。
文化部によると、8月10日まで毎日パフォーマンスが行われる他、記念品が配られるという。