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中国人と騒動の英国人ピアニスト、台湾のために即興披露 ブギウギ調で「自由」表現

2024/02/08 14:07
タイワンツキノワグマとクマのプーさんのぬいぐるみを手に笑顔のブレンダン・カバナさん
タイワンツキノワグマとクマのプーさんのぬいぐるみを手に笑顔のブレンダン・カバナさん

(ロンドン中央社)英ロンドンの駅に設置されたピアノを演奏していたところ、中国人数人と口論になるなどし物議を醸していた英国のピアニスト、ブレンダン・カバナさんが7日、中央社のインタビューに応じた。台湾のための即興演奏を披露し、演奏を通じて「自由な世界の自由な音楽」を伝えたいと語った。

披露した曲についてカバナさんは、アフリカ系米国人が生み出したとされるブギウギのスタイルを取り入れたとし、本質は「自由の魂」だと説明。自身が披露した演奏は中国共産党が統制を企図している芸術形式に当たるとの考えを示した上で、このような音楽はすでに反抗や表現の自由、言論の自由の象徴になっていると述べた。

影片來源:中央社國際組

どのような音楽であっても、脅しを受けない状況で演奏されるべきだと語るカバナさん。中国の人々への嫌悪感はないが、中国や台湾の人々を抑圧しようとする企みには反対だと強調した。

カバナさんは先月、ロンドンのセント・パンクラス駅でピアノの演奏をライブ配信していた際、中国の五星紅旗を掲げた人々から肖像権などを理由に配信の停止を求められて騒動となり、インターネット上で話題を呼んでいた。今月5日にはピアノの前で中華民国国旗を掲げた写真をフェイスブックに投稿。外交部(外務省)が歓迎の意を示していた。

(陳韻聿/編集:田中宏樹)

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