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台湾でパフォーマンス 京都橘高校吹奏楽部「情熱やパワーもらった」

2023/12/12 20:07
台北の名門校、台北市立第一女子高校でパフォーマンスを披露する京都橘高校吹奏楽部のメンバーたち=12日、台北で裴禛撮影
台北の名門校、台北市立第一女子高校でパフォーマンスを披露する京都橘高校吹奏楽部のメンバーたち=12日、台北で裴禛撮影

(台北中央社)「オレンジの悪魔」の愛称で知られる京都橘高校吹奏楽部が台湾を訪問している。各地で精力的にパフォーマンスを行う中、中央社の取材に応じた部長の中島さんは「台湾のお客さんの情熱さやパワーをいただいて演奏できたのが楽しかった」と振り返った。

同部は昨年国慶日(中華民国の国家の日)の記念式典でパフォーマンスを披露し、大きな注目を集めた。今回は台北の名門校、台北市立第一女子高校(北一女)との交流などのため、台湾の非政府組織(NGO)中華文化総会が招待して台湾を再訪。10日に南部・高雄市で行われたパフォーマンスには約8万5千人の観客がつめかけた。

高雄では晴天に恵まれ「暖かい気温の中でできたのがうれしかった」と中島さん。指揮を務めた野口さんは、高雄の人たちの熱意に影響され「笑顔や元気を届けたいという思いが強くなって、楽しい演奏になった」と語った。

北一女との交流では、野口さんは昨年知り合った生徒との再会を果たしたとし「感動した」と話した。中島さんによれば、昨年通信アプリを交換した台湾の生徒と今でも連絡を取り合っているという。

2人は今後も台湾とのつながりを持つことに前向きな考えを示し、中島さんは「北一女で新たに友達ができて仲良くなれたので、その生徒さんとこれからもつながりを持ちたいし、来年度も旅行で来たい」と笑った。

顧問の兼城裕教諭は、昨年の訪台を経て「世界に関心を向けるようになった」と生徒の変化を挙げ「教育的にも良かった」との見方を示した。また台湾をはじめとする海外との交流については「世界の子供たちと交流がつながっていけばいい」とし、「来年も呼んでいただければ喜んで来ます」と再度訪台する可能性もあると語った。

(齊藤啓介)

影片來源:中央社攝影看世界
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