台湾「唐奨」永続的な発展賞、米経済学者のサックス氏に SDGs実現に貢献

2022/06/18 14:00
米の経済学者ジェフリー・サックス氏
米の経済学者ジェフリー・サックス氏

(ニューヨーク中央社)東洋のノーベル賞を目指して設立された「唐奨」の運営団体、唐奨教育基金会は18日、第5回永続的な発展賞を米の経済学者ジェフリー・サックス氏に授与すると発表した。

途上国支援のために国連が策定した持続可能な開発目標(SDGs)を積極的に推進し、学校において持続発展教育を浸透させたサックス氏。学際的な持続可能性科学におけるリーダー的存在で、村、国、さらに世界に応用可能な多国間枠組みの構築に貢献したことが評価された。

サックス氏は1954年、米デトロイト生まれ。ハーバード大学で博士号(経済学)を取得した。1980年からの20年余り、同大学に所属。後にコロンビア大学に移籍、2002年から16年まで同大地球研究所所長を務めた。米タイム誌「世界で最も影響力のある100人」に2度選出された他、国連事務総長特別顧問などを歴任し、長年SDGs策定に関わってきた。

ハーバード大で学ぶ1972年、環境破壊などにより地球上の成長が100年以内に限界を迎えると訴えた書籍「成長の限界」が出版され、これに接したサックス氏はそれ以降、SDGsの世界に身を投じるようになった。

サックス氏は中央社の単独取材に対し「SDGsに取り組んで50周年という節目に受賞できてとてもうれしい」と喜びを示しながらも、新型コロナウイルスの大流行で多くの命が奪われ、世界経済が深刻な打撃を受けていると言及。SDGsへの道のりはより険しくなるだろうと懸念を表明した。

(尹俊傑/編:荘麗玲)

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