台湾・台南の文化施設 「世界最優秀建築賞」で銀賞 日本時代の宿舎を再利用

2022/06/16 17:11
日本統治時代に建設された宿舎群を再利用した文化施設「水交社文化園区」=台南市政府提供
日本統治時代に建設された宿舎群を再利用した文化施設「水交社文化園区」=台南市政府提供

(台南中央社)南部・台南市の文化資産管理処は16日、日本統治時代に建設された宿舎群を再利用した文化施設「水交社文化園区」が世界不動産連盟(FIABCI、本部パリ)の「世界最優秀建築賞」で文化資産部門の銀賞に輝いたと明らかにした。

同施設があるのは日本時代、台南海軍航空隊の隊員やその家族が暮らした地域。戦後は航空委員会(現国防部空軍司令部)に接収されて443聯隊の基地となった後、官舎が相次いで建設され、中国から台湾に移り住んだ軍人やその家族が暮らす「眷村」が形成された。

2004年には市定古跡に登録され、20年には中華民国景観学会主催の「台湾景観大奨」、21年には中華民国不動産協進会による「国家卓越建設奨」にそれぞれ輝いた。施設内にはレストランやブライダル店などを誘致した他、今年1月には台湾で唯一、県や市などの自治体が運営する書店「敝墟書店」がオープン。19年末の一般公開以来の来場者数は延べ52万人を突破している。

(張栄祥/編集:齊藤啓介)

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