台湾大、歴史的建築物の再生に注力 日本式宿舎修復で台北市と協力へ

2022/05/04 18:32
台湾大、歴史的建築物の再生に注力 日本式宿舎修復で台北市と協力へ=写真は同大提供
台湾大、歴史的建築物の再生に注力 日本式宿舎修復で台北市と協力へ=写真は同大提供

(台北中央社)台湾大学は3日、台北市政府と文化財における協力に向けた意向書を交わしたと報道資料で発表した。台北市中心部のキャンパスに隣接するエリア内に残る日本統治時代の建物の修復で協力していくという。

日本統治時代に設立された同大の前身、台北帝国大学の教職員宿舎が多く建てられた台北市の温州街、羅斯福路、汀州路に囲まれたエリアに残る日本式建築の再生に力を注いでいく方針。「台湾大当代文化センター」を立ち上げ、本格的に取り組んでいくという。

同大は報道資料で、これまで文化や歴史の伝承に関心を寄せてきたと言及。同エリアの歴史的意義について、台湾における自由主義発祥の地となり、知識人たちが激しく意見をぶつかり合わせた「創意の集散地」と紹介した。

同大によれば、エリア内にある日本式の宿舎2棟の再生で市と協力する。市が政府の補助金を申請するなどして資金を調達し、台湾大が修復を行うという。

同エリア内では、戦後に同大の教授・台静農が暮らした建物の修復も進められる。今年11月に建物本体の修復が完了する見通しで、文化施設として再利用されるという。

(許秩維/編集:楊千慧)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。