国民党副主席が訪中 大陸委「いいタイミングでない」 党内からも反対の声/台湾

2022/08/10 13:35
記者団の質問に答える国民党の夏立言副主席=10日、桃園国際空港
記者団の質問に答える国民党の夏立言副主席=10日、桃園国際空港

(台北中央社)最大野党・国民党の夏立言(かりつげん)副主席(副党首)が10日から中国を訪問することについて、台湾で対中政策を担当する大陸委員会は9日、中国共産党が連日、台湾周辺で軍事演習を行っていることに触れた上で「今は政党関係者が訪中し、交流するタイミングではない」との考えを示した。また国際社会に誤ったメッセージを送るのではと懸念を示した。

夏氏は10日午後、中国アモイに向けて桃園国際空港を出発。10日の隔離期間を経て台湾企業関係者が多く暮らす福建省や浙江省、長江デルタ、珠江デルタを回り、27日に台湾に戻る予定。

夏氏の訪中について与党・民進党は、「国の防衛に尽力する中華民国国軍に失礼だ」と批判するほか、国民党内からも反対の声が上がっている。これに対し国民党は、在中台湾人のニーズを把握することなどが目的だとした上で、訪問団が北京を訪れることや中国の高官と会談することはないと強調した。

(沈朋達/編集:羅友辰)

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