東部・花蓮県で23日、台風18号に伴う大雨の影響でのせき止め湖から水があふれ出し、下流では洪水被害が生じた。24日現在も救助・捜索活動が続けられている。中央災害対策センターの最新の統計(午前8時現在)によれば、同県を中心に14人が死亡、34人が負傷、124人が行方不明となっている。
せき止め湖の下流の、鳳林鎮と光復郷の間に架かる馬太鞍渓橋は、激しい水の流れによって橋桁が流失した。
あふれ出た水は光復郷の大平村、大馬村、馬太鞍集落に流れ込み、冠水や浸水の被害が生じた。水深は最大で2階の床下ほどの高さに達した。
(編集:田中宏樹)