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【写真・動画特集】花蓮県で洪水 台風18号による大雨でせき止め湖あふれる/台湾

2025/09/24 14:56
複数の自動車が洪水に流され、積み重なっていた=2025年9月24日、花蓮県光復郷で中央社記者鄭清元撮影
複数の自動車が洪水に流され、積み重なっていた=2025年9月24日、花蓮県光復郷で中央社記者鄭清元撮影

東部・花蓮県で23日、台風18号に伴う大雨の影響でのせき止め湖から水があふれ出し、下流では洪水被害が生じた。24日現在も救助・捜索活動が続けられている。中央災害対策センターの最新の統計(午前8時現在)によれば、同県を中心に14人が死亡、34人が負傷、124人が行方不明となっている。

馬太鞍渓橋が流失

せき止め湖の下流の、鳳林鎮と光復郷の間に架かる馬太鞍渓橋は、激しい水の流れによって橋桁が流失した。

橋桁は流失し、橋脚のみが残った=2025年9月24日、中央社記者李先鳳撮影
橋桁は流失し、橋脚のみが残った=2025年9月24日、中央社記者李先鳳撮影
23日の現地の様子
馬太鞍渓橋があった地点では、24日午前時点でも濁流が流れていた=2025年9月24日、中央社記者鄭清元撮影
馬太鞍渓橋があった地点では、24日午前時点でも濁流が流れていた=2025年9月24日、中央社記者鄭清元撮影
流された橋桁は周辺の河床にあった=2025年9月24日、中央社記者郭日曉撮影
流された橋桁は周辺の河床にあった=2025年9月24日、中央社記者郭日曉撮影
橋が流出し、分断された道路=2025年9月24日、中央社記者鄭清元撮影
橋が流出し、分断された道路=2025年9月24日、中央社記者鄭清元撮影
24日の現地の様子=中央社記者鄭清元撮影

光復郷では複数の村や集落が冠水

あふれ出た水は光復郷の大平村、大馬村、馬太鞍集落に流れ込み、冠水や浸水の被害が生じた。水深は最大で2階の床下ほどの高さに達した。

水深が建物の1階がほぼ漬かる高さに達した街の様子=2025年9月23日撮影、読者提供
水深が建物の1階がほぼ漬かる高さに達した街の様子=2025年9月23日撮影、読者提供
23日の様子。建物屋上に避難した住民も確認できる。
上空からの様子=2025年9月23日撮影、救助ボランティア隊の蔡哲文さん提供
上空からの様子=2025年9月23日撮影、救助ボランティア隊の蔡哲文さん提供
多くの自動車が洪水で流された=2025年9月23日、読者提供
多くの自動車が洪水で流された=2025年9月23日、読者提供
24日になっても水は完全には引いておらず、土砂もたまっていた=2025年9月24日、中央社記者張祈撮影
24日になっても水は完全には引いておらず、土砂もたまっていた=2025年9月24日、中央社記者張祈撮影
雨がやまぬ中、裸足で片付けを行う住民=2025年9月24日、中央社記者鄭清元撮影
雨がやまぬ中、裸足で片付けを行う住民=2025年9月24日、中央社記者鄭清元撮影
雨具を着て避難する住民=2025年9月24日、中央社記者鄭清元撮影
雨具を着て避難する住民=2025年9月24日、中央社記者鄭清元撮影
水やぬかるみで車両が進入できないため、徒歩で必需品を取りに一時帰宅した住民=2025年9月24日、中央社記者鄭清元撮影
水やぬかるみで車両が進入できないため、徒歩で必需品を取りに一時帰宅した住民=2025年9月24日、中央社記者鄭清元撮影
水に流され、電柱にぶつかって止まった自動車=2025年9月24日、中央社記者鄭清元撮影
水に流され、電柱にぶつかって止まった自動車=2025年9月24日、中央社記者鄭清元撮影
郷内の市場の様子。至るところに流されてきた車が残されていた=2025年9月24日、中央社記者張祈撮影
郷内の市場の様子。至るところに流されてきた車が残されていた=2025年9月24日、中央社記者張祈撮影
現地に派遣された南部・屏東県の消防隊員による救助の様子。冒頭では、隊員が救助された子どもに「怖くないよ」と声かけを行っている。

(編集:田中宏樹)

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