ボランティアとして台湾の小中学生に英語を教えることを目的とした「2025海外青年英語サービスキャンプ」が全日程を終え、1日に成果発表会が開催された。主催者の一つである僑務委員会の阮昭雄副委員(副大臣)はあいさつで、私心なく奉仕したとして参加者たちに感謝を伝えた。
海外に住む中華民国籍の青年などが対象の同イベント。今年は米国、カナダ、英国、オーストラリア、ニュージーランド、欧州、南アフリカ、アジアなど、世界22カ国に住む415人が参加した。英語教育に関する訓練を1週間受けた後、台湾の小中学校68校に派遣され、2週間にわたって英語教育や文化交流を行った。
この日の成果発表会は中部・台中市の大学で行われ、阮氏は同委員会の徐佳青(じょかせい)委員長(閣僚)の代わりに、ボランティアの青年代表に80時間のサービスを提供したことを証明する書類を手渡した。青年ボランティアのうち、全日程に参加し任務を全うしたのは409人だという。
海外青年英語サービスキャンプは2006年に始まった。これまでに7000人超の海外青年が参加し、サービスを受けた小中学生は5万人を超えた。