自身が監督・脚本・主演を手掛けた映画「劇映画 孤独のグルメ」のPRで台湾を訪問した俳優の松重豊は8日、中部・台中市内の映画館で行われたファンミーティングに参加した。夜の部では、ファンだという97歳の女性と対面し、腰を落として目線を合わせ、握手を交わした。
家族と共に車いすで「追っかけ」に来た女性は、松重が今は亡き夫に似ていると話した。松重は、自身と会うことで幸せに感じてくれれば光栄だと返した。
配給会社によれば、松重は台中までの移動は車を選び、台湾のサービスエリアを体験。台中では、台湾出身の映画監督アン・リー(李安)さんが好きだという店で、白菜の酢漬けと肉が入った鍋料理「酸菜白肉鍋」を味わった。