台北市政府は先月27日、旧正月(春節、今年は1月29日)飾り「春連」のデザインを発表した。今年の干支(えと)ヘビにちなんで、新しい年が「良い一年になるよう」との願いを込めて、同市の蒋万安(しょうばんあん)市長が自ら「蛇馬竜鶴」と揮毫した。
台湾では、旧正月の時に、家の入口などに縁起の良い言葉や文字などが書かれた赤い紙「春連」を貼る風習がある。
蛇馬竜鶴は「何でも結構」「何でも良い」ことを意味する台湾語の発音に似ており、「期待に値する一年」を象徴しているという。春連に使われたのは蒋市長が書の練習を重ねた中で、もっとも気に入ったバージョンだとか。
旧正月飾りは1月9日から同市政府庁舎1階や12の行政区公所(役所)などで無料でもらえる。
(編集:荘麗玲)