南部・台南市の内政部(内務省)国家公園署台江国家公園管理処は28日、渡り鳥のクロツラヘラサギが多く飛来する同公園内の保護エリアに禁止されている刺し網が設置されているのが見つかり、警察などによって撤去されたと明らかにした。
同公園内によると、従来の魚網以外に野生動物を殺したり、危害を加えたりする道具を持ち込んではならないとしており、違反者には3千台湾元(約1万4千円)の過料が科せられるという。
刺し網は14日に行われた調査で見つかり、最終的に4枚が撤去された。同処では魚やカニが死ぬ恐れがあるとして、再発防止のためにパトロールを強化するとしている。