4月に起きた台湾東部沖を震源とする地震で被災し、一部が不通となっている新北メトロ(MRT)環状線で、ずれた橋桁を修復するための足場が初めて組まれた。
環状線は全線が北部・新北市を走る。地震では橋桁と橋脚の間に設置する「支承」が損傷して11カ所の橋桁がずれ、板橋―中和間で運行ができなくなった。現在は新北産業園区―板橋間と中和―大坪林間で折り返し運転、板橋―中和間でバスによる代行輸送を行っている。
(高華謙/編集:齊藤啓介)