(台北中央社)京浜急行電鉄京急線で昨年運行された台湾観光をPRするラッピング列車「ビビビビ!台湾号」が、東京屋外広告コンクールで東京屋外広告協会会長賞を受賞した。表彰式が17日、東京都内で開かれた。交通部観光署(観光庁)は同日、「最高の評価を与えられた」と報道資料を通じて喜びを示した。
同列車は昨年6月から9月まで約4カ月にわたって京急線で運行された。列車のデザインには台湾ならではの要素を取り入れ、外観や内装にはランや茶葉、パイナップルなど台湾を代表する物産があしらわれた。観光署は、「台湾」の二文字は明るい色とかわいらしい模様で表現し、日本の人々に台湾のグルメやフレンドリーさなどのイメージを伝えたと紹介した。
同コンクールは公益社団法人「東京屋外広告協会」が主催。都内に設置された広告を対象に、景観と調和の取れた優れたデザインの作品を表彰している。隔年で実施されており、今年で14回目を迎えた。
観光署は、今回の賞は台湾観光ラッピング列車の独特な視覚的デザインや、工夫をこらしたPR手法、台湾観光のイメージを向上させる上での卓越した貢献を表彰するものだとした。