(東京中央社)交通部観光署(観光庁)は21日、野球プレミア12のスーパーラウンド開幕に合わせ、会場の東京ドームに近いJR水道橋駅周辺で台湾観光のPR活動を始めた。台湾代表が戦う各試合と24日の決勝、3位決定戦の試合開始前にチラシや粗品を配布し、日本の野球ファンに照準を定めて訪台を促す。
観光署東京事務所によれば同所が作成したチラシでは、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が放った50号本塁打のボールを展示している、台北市の超高層ビル「台北101」で開催中の特別展を紹介。訪台を呼びかけるデザインのクリアホルダーも配布しているという。
PRには台湾の航空会社、チャイナエアライン(中華航空)も協力し、台湾への往復航空券が4人に当たる抽選キャンペーンを実施している。抽選は日本在住で台湾のパスポートを保有していない成人が対象。チラシに印字されているQRコードを読み取ると参加できるという。