(台東中央社)東部・台東県で6日、恒例の「台湾国際バルーンフェスティバル」(台湾国際熱気球嘉年華)が開幕した。延べ約1万5000人の観客が見守る中、色とりどりでさまざまな形の気球が飛び立った。
同県政府が主催。14回目を迎える今年は日本やカナダ、トルコ、フランスなど14カ国から計40機を超える熱気球が参加。サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」の50周年をテーマに、来月19日まで開催される。会期中、同県鹿野高台で毎日2回、熱気球の展示と係留体験が実施される他、熱気球とレーザービームを使った音楽イベントも計11回開かれる。うち7回はドローン(小型無人機)500台によるショーで、キティをはじめとするサンリオのキャラクターが登場する。
今年4月に東部海域で起きた地震の影響で、開幕初日の来場者数が例年より約3割減少した。一部の業者は来場者の早期回復に期待を寄せた。