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台湾東部地震/東京スカイツリーに台湾グルメ集結 GWでにぎわい 募金箱設置で被災地支援呼びかけ

2024/04/30 13:36
「台湾祭 in 東京スカイツリータウン(R) 2024」の会場に設置された、台湾東部沖地震の災害支援を目的にした募金箱
「台湾祭 in 東京スカイツリータウン(R) 2024」の会場に設置された、台湾東部沖地震の災害支援を目的にした募金箱

(東京中央社)日本で27日から大型連休が始まり、東京スカイツリータウンで開催中のグルメイベント「台湾祭」は多くの人でにぎわいを見せている。小籠包(ショーロンポー)やルーロー飯などの台湾グルメの屋台が立ち並ぶ中、会場には3日に発生した台湾東部沖地震の災害支援を目的にした募金箱も設置され、協力を呼びかけている。

台湾祭は13日に開幕。スカイツリータウンでの開催は昨年に続いて2度目となる。今年は台北の人気夜市、寧夏夜市と初めて手を組み、同夜市監修のメニューなどもお目見えした。

震災支援の募金箱は、主催の台湾祭実行委員会が設置した。同委の関係者によれば、募金活動を行ってほしいとの声が数多く寄せられたため、会場に募金箱を置くことにした。関係者は、寄付状況はスタッフも驚くほどだと明かす。集まった寄付金は台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)を通じて被災者支援のために使われるという。

会場では、グラス入りの台湾ビールを片手に台湾風フライドチキン(大鶏排)にかぶりついている人の姿が多く見られた。フライドチキンは昨年の台湾祭では1日に2000枚以上を売り上げた人気メニュー。寧夏夜市監修の「爆漿脆皮魷魚」(キュウリを詰めたイカ揚げ)は、取材に来た日本のテレビ局の記者もその味わいに太鼓判を押していた。

母親や姉と共に来場したという女性は、台湾ビールやイカの唐揚げ、牛肉麺を注文したと話し、「台湾料理は本当においしい」と顔をほころばせた。

会場にはグルメの屋台の他、占いや足裏マッサージなどの体験ブースも登場した。来場者の一人は、大幅な円安で大型連休に海外旅行は計画していないと語り、スカイツリータウンに来れば台湾旅行気分を味わえると話した。

来月26日まで。

(楊明珠/編集:名切千絵)

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多くの人でにぎわう「台湾祭」の会場
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