(東京中央社)日本政府は3日、2025年秋の外国人叙勲受章者を発表した。昨年8月まで約8年間にわたり台北駐日経済文化代表処代表(大使に相当)を務めた謝長廷(しゃちょうてい)総統府資政(顧問)に、外国人叙勲における最高位の旭日大綬章が授与される。
今回の外国人叙勲で旭日大綬章を受けるのは8人。
謝氏は同日、フェイスブックで「日台間の経済文化関係の促進、地方交流、民間友好、自然災害における相互支援の『善の循環』の推進などに貢献したことを評価いただいた」と述べた。
また「日台友好の増進は、多くの方々の努力のおかげであり、私一人の力ではない」と言及。台湾側の努力だけでなく日本側との相互信頼や協力も非常に重要だとし、受勲は「皆を代表」したものだと語った。
大綬章親授式は11日に皇居で行われる。