(台北中央社)衛生福利部(保健省)疾病管制署は17日、新型コロナウイルスによる死者が16日までの1週間で38人に上り、今年に入って最多だったと発表した。14日までの1週間に医療機関の外来・救急診療を受けた人の数は延べ6万6951人で、前週の延べ7万182人より減少した。
同署の羅一鈞(らいっきん)報道官は、感染者数はやや減少傾向にあるものの、いまだ流行期にあると言及。流行期は7月27日~8月2日の週までの見込みで、それ以降は収束に向かうだろうと述べた。また、5月25日から8月2日までの期間に医療機関を受診する人数は延べ約42万人になるとの見通しを示した。
同署は、医療機関や介護施設、屋内で人が密集する場所、公共交通機関ではマスクの着用を推奨するとした。体調がすぐれない場合はできる限り自宅で休養し、不要不急の外出を控え、やむを得ず外出する場合にはマスクを着用するよう呼びかけた。