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嘉義県長が訪日 千葉県で廃校利用の道の駅視察 地方創生の参考に/台湾

2025/03/10 18:00
千葉県を訪れ、廃校を再利用した「都市交流施設・道の駅 保田小学校」を視察する翁章梁嘉義県長=同県政府提供
千葉県を訪れ、廃校を再利用した「都市交流施設・道の駅 保田小学校」を視察する翁章梁嘉義県長=同県政府提供

(嘉義中央社)訪日した南部・嘉義県の翁章梁(おうしょうりょう)県長は9日、千葉県を訪れ、廃校を再利用した「都市交流施設・道の駅 保田小学校」を視察した。翁県長はフェイスブックで、日本の道の駅の事例を地方創生の参考にしたい考えを示した。

今回の訪日で最初の訪問先として同所を選んだ。鋸南町にある保田小学校は少子化によって2014年に廃校となり、翌15年に道の駅として生まれ変わった。旧校舎には飲食店や宿泊施設、温浴施設が入る他、旧体育館は特産品を販売する直売所として使われている。

翁県長は、同施設は地域の資源を一つに集め、整った運営戦略を実行することで、地方観光の発展を効率的に後押しし、日本で地方再生の成功事例になっていると紹介。台湾もまさに少子化に直面しているとし、千葉の道の駅の事例を手本として農産物と観光を組み合わせ、人々のレジャー空間にもなれるような施設の設置に意欲を示した。

翁県長は館山市の「道の駅 グリーンファーム館山」も訪問した。同所には台湾の農産物を販売するコーナーが設置されている。現在はパイナップルケーキが販売されており、今後は嘉義県産のドライフルーツやおこしなども登場する予定だという。

(蔡智明/編集:名切千絵)

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