(台北中央社)米大リーグ史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成したドジャース・大谷翔平選手の50号本塁打ボールが23日、競売で台湾企業によって439万2000米ドル(約6億7000万円)で落札された。台湾の投資会社、UCキャピタル(優式資本)は25日、落札したのは同社だとする声明を発表した。今後台湾や日本の各機関と協力し、展示する意向を示している。
UCキャピタルは、歴史的価値を持つボールを台湾に持ち帰り、歴史的瞬間を分かち合うことができるのは光栄だと強調。世界の野球界に与える大谷選手の影響力は引き続き強まるとした上で、今回の決定に大きな意義があると信じているとした。
また台湾野球の発展を促進し、世界の人々が台湾を注目することを期待していると述べた。