(花蓮中央社)東部・花蓮県富里郷と北海道美唄市は1日、友好交流協定を締結した。郷公所(役場)は、文化や経済、産業、芸術、農業、観光などさまざまな分野での交流がより進展すると期待を寄せている。
協定の締結は粘信士(ねんしんし)台北駐日経済文化代表処札幌分処長(総領事)の働きかけにより約1年の準備期間を経て実現。調印はオンラインで行われた。
富里郷の江東成郷長は、台風18号が近づいているとしながらも、北海道との多分野での交流進展のために協定の締結を予定通りに行ったと説明。風雨の中、古い友人が訪ねてくれることは喜ばしいとする漢詩を引用し、美唄市の桜井恒市長らに感謝を示した。今後協力を通じ、双方の未来の発展に向けたビジョン策定に意欲を示した。