(台東中央社)東部・台東県政府の職員による訪日団は26日までに、三重県の伊賀市役所と志摩市役所を訪問し、岡本栄伊賀市長や両市の職員らと面会した。台東県は訪問を通じ、日本の地方自治体との友好関係や交流の深化を狙うとともに、両市の市長に対して同県が2026年に開催を計画している都市博覧会への参加を呼びかけた。
同県が26日、報道資料で知らせた。建設や公衆衛生、財政・経済などを担当する職員が24日から30日までの日程で日本を訪問している。
訪問団は両市の関係者らに対し、台東の特色あるイベントや持続可能な発展計画を紹介。伊賀市役所では、岡本氏や同市の職員らとと共に文化交流や観光PR、経済発展などでの協力の機会を探った。また志摩市役所では16年の伊勢志摩サミットの開催経験を念頭に、台東県側が国際会議の誘致や都市博覧会を開催する際の設備などについて質問。村上圭一副市長らからアドバイスを受けた。
同県と両市は16年、3者で自治体間連携覚書を締結。台東県側が両市を訪問するのは、新型コロナウイルスの影響もあり5年ぶりとなった。