(新竹中央社)25日午後10時25分ごろ、北部・新竹市新竹サイエンスパークにある電子機器受託製造大手のウィストロン(緯創資通)の工場で火災が起きたと新竹市政府消防局に通報があった。サイエンスパークの管理局によると、消防車両23台が出動し、26日午前2時ごろには火の勢いが抑えられたという。464人が避難したが、けが人はいないとしている。
関係者によれば、工場の6階に設置していた空調設備が燃えたとみられる。化学物質の漏えいはないという。
管理局は、周辺水質環境への影響を抑えるため、サイエンスパーク内の汚水処理場では火災現場からの汚水をせき止め、水質の監視を行ったと説明。大気質の状況についても引き続き監視を続けるとしている。