台湾人バイオリニスト所属の三重奏団が優勝 ポーランド開催の室内楽コンクール

2022/05/18 18:33
ピアノ三重奏団「ヒースクリフ・トリオ」。左端は台湾人バイオリニストの董奕繊さん=董さん提供
ピアノ三重奏団「ヒースクリフ・トリオ」。左端は台湾人バイオリニストの董奕繊さん=董さん提供

(台北中央社)室内楽のコンクール「国際ヨハネス・ブラームス室内楽コンクール」の結果発表が台湾時間16日、ポーランドであり、台湾人バイオリニストの董奕繊さんが所属するピアノ三重奏団「ヒースクリフ・トリオ」が優勝に輝いた。結成からわずか2年で手にした優勝で、董さんは中央社のオンライン取材に「大きな励みになった」と喜びを語った。

董さんと英国のチェリスト、デンマークのピアニストによる三重奏団。意気投合し、新型コロナウイルス下でトリオを結成。練習場所を確保するため、3人で部屋を借りた。室内楽はまるで小さな家族のようなものと董さんは話す。「どんなことでも夜、寝る前にきちんと話し合う」。生活を共にし、議論と練習を重ねてきた。

決勝で披露したのは、ブラームスのピアノ三重奏曲第3番。「結成してから初めて演奏した曲で、ずっと私たちに寄り添ってくれた曲」。特別賞も獲得した。

幼少期から音楽に触れて育った董さん。国立台湾師範大音楽学院(学部)で院長を務める廖嘉弘氏に幼い頃から師事した。廖氏によれば、董さんは「昔から学んだり見たり、読んだり、考えたりした音楽なら、バッハからモーツァルト、ブラームスまで何でも完璧に表現できた」という。

16歳で海外に渡り、英国やオーストリア、デンマークで腕を磨いた。台湾を出るまではバイオリンが楽しいという気持ちしかなかったが、今は全てをささげることでしかこの道を歩み続けられないと感じている。「芸術が人々の人生において持つ価値を知った」。これからも全てを懸けて挑み続けるという。

(趙靜瑜/編集:楊千慧)

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